ことし9
月20
日にファイザーとモデルナの「BA.1」
対応のワクチンの
接種が、10
月13
日からは、ファイザーの「BA.5」
対応のワクチンの
接種が
始まっていて、さらに11
月28
日からはモデルナの「BA.5」
対応のワクチンの
接種が
始まる計画です。
前回の接種からの間隔について、当初は「少なくとも5か月」と定められていましたが、10月21日からは「少なくとも3か月」に短縮されました。
また、大学や企業が接種を行う「職域接種」も10月17日に一部で開始され、10月26日までに873会場から申し込みがあったということです。
接種間隔の短縮を踏まえ、厚生労働省は11月7日の時点で、年末までに対象となる人数を9952万人と想定し、これから配送する量も含め年末までに1億209万人分のワクチンを自治体に配送する計画です。
また、ことし7月と8月に従来のワクチンで4回目を接種した高齢者の5回目の接種が11月から本格化し始めているということで、厚生労働省は今後については「接種率が伸びてきているので年内に希望者が打てるよう努めたい」としています。
そのうえで、若い世代の接種が伸び悩んでいることなどを受けてリーフレットやホームページ、SNSなどで情報を発信していくとしています。
Q.副反応は?
A.
厚生労働省の
研究班はファイザーとモデルナの「BA.1」
対応ワクチンについて、
接種から1
週間までの
副反応を
分析し、11
月11
日に
開かれた
専門家部会で
公表しました。
それによりますと、ファイザーのワクチンを
接種した55
人の
副反応が
起きた
割合は、
接種の
翌日では、▽
全身の
けん怠感が61.8%、▽
頭痛が43.6%▽37
度5
分以上の
発熱が34.5%でした。
また接種後1週間まででは、▽全身のけん怠感が67.3%、▽頭痛が47.3%▽37度5分以上の発熱が36.4%でした。
また、モデルナのワクチンを
接種した23
人では、
接種の
翌日では、▽
全身の
けん怠感は73.9%、▽
頭痛は52.2%、▽37
度5
分以上の
発熱が43.5%でした。
接種後1週間まででは、▽全身のけん怠感が78.3%、▽頭痛が60.9%▽37度5分以上の発熱が43.5%でした。
副反応が出たのは接種の翌日がピークで、2、3日後にはほぼおさまったということです。
研究班の代表で、順天堂大学医学部の伊藤澄信 特任教授は「調査の母数がまだ少ないものの、従来のワクチンの3回目接種の副反応と大きな違いは無いとみられる」としています。
Q.今の状況を専門家はどう見ている?
リスク
心理学が
専門の
東京女子大学の
広瀬弘忠名誉教授に
現在の
状況について
聞きました。
広瀬弘忠 名誉教授「行動制限の緩和が続く中でコロナに対する恐怖感がやや薄らいでいて、ワクチンについても再感染のおそれや副反応への懸念などネガティブな要素が非常に強く意識されている」
そのうえで、ワクチンに関する情報発信については。
広瀬弘忠 名誉教授
「プラスもマイナスも含めて正確な情報を伝えていき、その情報がどう受け止められているかきちんと把握した上で、もし副反応などについて誤って捉えられるとすればそれを修正していくのも医療行政や国の役割だ」
「ワクチンには副反応というデメリットもあるが、それ以上に感染や重症化を防ぐメリットがあり、その2つを比べたときにワクチンを打つメリットが圧倒的に大きいということをきちんと伝えて、一般市民の納得と了解を得ることが大事だ」
「子ども・子育て支援金」であなたの負担はどうなる?
加入者1人あたり平均月350円~600円。子どもなど扶養されている人を除いた「被保険者」で試算すると最も高い場合は950円。少子化対策の一環として、政府が公的医療保険を通じて集める「子ども・子育て支援金制度」。医療保険の種類ごとの「支援金額」の試算が初めて公表された。一方、政府は支援金による「実質的な負担はゼロ」と説明する。与野党双方から「わかりにくい説明だ」という声が上がっているが、本当に新たな負担にはならないのだろうか。(三藤紫乃、高橋太一、鹿野耕平)
Source: NHK
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Source: NHK
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Source: NHK
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Source: NHK
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Source: NHK
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