アメリカのNASAは、人が月に行って調査をする「アルテミス計画」を進めています。2025年に宇宙飛行士が月に行く予定です。計画には日本なども参加しています。
16日、アメリカのフロリダから、人が乗っていない宇宙船をロケットで打ち上げました。NASAによると、宇宙船は予定どおり月に向かっています。月の周りを回って、25日あとに地球に帰る予定です。
宇宙船には、宇宙飛行士の代わりに人形を3つ乗せました。この人形で、宇宙船が揺れる強さや放射線の影響など、人が月に行くために必要なデータを集めます。
日本が作った2つの探査機も、ロケットで打ち上げました。探査機は月やその近くを調べたり実験をしたりする予定です。