일본어 뉴스: 焼津カツオ窃盗第3ルート被害15億円に漁協職員ら協力認める

焼津やいづカツオ窃盗せっとう第だい3ルート被害ひがい15億おく円えんに漁協ぎょきょう職員しょくいんら協力きょうりょく認みとめる

Nov 21, 2022 20:11

Furigana

静岡しずおか県けんの焼津やいづ漁港ぎょこうで水揚みずあげされた冷凍れいとうカツオを盗ぬすんだとして水産すいさん業者ぎょうしゃらが相次あいついで摘発てきはつされた事件じけんで、警察けいさつが現在げんざい捜査そうさを進すすめている3つめの不正ふせいルートでの被害ひがいがおよそ15億おく円えんに上のぼり、これまでで最大さいだい規模きぼになることが分わかりました。また、漁協ぎょきょうの内部ないぶ調査ちょうさに職員しょくいんらが報酬ほうしゅうを受け取うけとり、不正ふせいに協力きょうりょくしたことを認みとめたことも新あらたに分わかりました。

焼津やいづ漁港ぎょこうで水揚みずあげされたカツオが盗ぬすまれた事件じけんで、警察けいさつは先月せんげつ、焼津やいづ市しの水産すいさん加工かこう会社かいしゃの元もと常務じょうむら5人にんを新あらたに逮捕たいほし、第だい3の不正ふせいルートとして捜査そうさを進すすめています。

このルートで横流よこながしされたカツオの量りょうが少すくなくとも1万まんトン、14億おく円えんから15億おく円えん相当そうとうに上のぼるとみられることが、焼津やいづ漁協ぎょきょうの内部ないぶ調査ちょうさなどで分わかりました。

ほかの2つのルートでの被害ひがい規模きぼを大おおきく上回うわまわるということです。

この第だい3のルートについて、漁協ぎょきょうは去年きょねん11月つき、職員しょくいんらが水産すいさん加工かこう会社かいしゃへの損失そんしつ補填ほてん（ほてん）などの名目めいもくでカツオを横流よこながししていたと公表こうひょうした一方いっぽうで、「対価たいかは得えていない」と説明せつめいしていました。

しかし、関係かんけい者しゃによりますと、ことし9月つきに再度さいど、聞き取ききとり調査ちょうさをした結果けっか、職員しょくいん十じゅう数すう人にんが横流よこながしを黙認もくにんする見返みかえりに報酬ほうしゅうを受け取うけとっていたことを認みとめたということです。

焼津やいづ漁協ぎょきょうは「公正こうせいでなければならない市場しじょうをつかどる立場たちばにある組合くみあいとして、大変たいへん申し訳もうしわけなく思おもっています。警察けいさつの捜査そうさに協力きょうりょくし、一連いちれんの事件じけんの真相しんそう解明かいめいに真摯しんし（しんし）に努つとめてまいります」とコメントしています。