アメリカミズアブという虫を使った餌で魚を育てる研究 - Easy News

養殖ようしょくで人ひとが育そだてる魚さかなの餌えさには、魚さかなを粉こなにした魚粉ぎょふんを使つかっています。養殖ようしょくを行おこなう国くにが増ふえて、魚粉ぎょふんの値段ねだんが高たかくなっています。

このため、お茶ちゃの水みず女子大学じょしだいがくなどのグループは、アメリカミズアブという虫むしを餌えさに使つかう研究けんきゅうをしています。この虫むしは大おおきくなるのが早はやくて、卵たまごから3週間しゅうかんぐらいあとで餌えさに使つかうことができます。

東京とうきょうで19日にち、研究けんきゅうについて発表はっぴょうがありました。グループの人ひとは、餌えさの半分はんぶんをアメリカミズアブに変かえても、魚さかなは同おなじように大おおきくなったと話はなしました。

会場かいじょうでは、この虫むしを使つかった餌えさで育そだてた魚さかなと、今いままでの餌えさで育そだてた魚さかなの刺身さしみを食たべてみました。食たべた人ひとは「味あじは同おなじだと思おもいます。おいしかったです」と話はなしました。

グループの人ひとは「虫むしをいろいろなことに使つかって、食たべ物ものが足たりなくなる心配しんぱいがないようにしていきたいです」と話はなしました。