インドネシアで21日に起きた地震の死者は、これまでに268人に上っています。地震の後にも100回を超える揺れが観測されていて、救助活動は難航しています。
震源に近い西ジャワ州チアンジュールでは各地で土砂崩れが起きていて、道路が寸断されて複数の集落が孤立する事態になっています。
地震発生から丸一日が経ち、救助活動が本格化するとともに被害状況も徐々に明らかになってきています。
インドネシア国家防災庁は22日、死者は少なくとも268人、けが人は1083人に上ると発表しました。
多くが建物の倒壊によるものだということです。
現在も151人が行方不明になっていますが、21日の地震以降も100回以上の揺れが観測されていて、さらに被害が拡大する恐れもあるため救助活動は難航しています。