現地メディアなどによりますと、エルサレムで23日、朝の交通渋滞が起きている最中に2回の爆発が起こりました。
1回目の爆発は市街地の北西部にあるバス停付近で発生し、約30分後には近くの高速道路の出入口付近で2回目の爆発があったということです。
これまでに16歳の少年1人が死亡し、少なくとも17人がけがをしました。
いずれの現場にも爆発物が置かれていて、現地警察は爆発がパレスチナの武装勢力による連続攻撃とみているということです。
犯行声明は出ていませんが、パレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織「ハマス」など過激派組織が相次いで攻撃を支持する声明を出しています。
イスラエルとパレスチナの間ではヨルダン川西岸でことし、130人以上のパレスチナ人がイスラエル軍との対立で死亡していて、双方の緊張が高まっています。