「
世界平和統一家庭連合」、
旧統一教会の
元信者や
信者の
家族を
対象にした
相談会が
東京で
開かれ、
高額献金や
信者どうしの
養子縁組に関する相談が
寄せられました。
これは旧統一教会をめぐる金銭トラブルや、脱会に関する相談支援を行っている「統一教会被害者家族の会」が開いたもので、元信者や信者の家族などおよそ20人が参加しました。
26日は高額献金や信者どうしの養子縁組などに関する相談が寄せられたということで、このうち50代の男性は、30年ほど前に両親と姉が入信し、献金を繰り返したことで不動産を手放さざるを得なくなったと訴えました。
男性はこれまでに家族が支払った献金額などを開示するよう教団側に書面で求めていて、回答を待っているということです。
男性は「まずは具体的な献金額や経緯について知りたい。教団にはきちんと情報を開示してほしい」と話していました。
「統一教会被害者家族の会」の石原正志副会長は「旧統一教会の被害に苦しんでいる人はまだまだ多いので、被害に遭った当事者としても支援を続けていきたい。国には被害者救済に向けた新たな法案の整備をしっかり進めてもらいたい」と話していました。