天皇陛下は、
前立腺に関する数値に
やや懸念される
傾向が
見られることから、MRI
検査に
続き、
詳しい組織検査を
受けるため
東京都内の
病院に
入られました。
天皇陛下は27日、車で皇居を出発し、午前9時前、東京都内の病院に到着されました。
天皇陛下は今月6日、東京 文京区の東京大学医学部附属病院で前立腺のMRI検査を受け、宮内庁は、その結果、前立腺の肥大が認められたものの特に懸念される所見はなかったとしています。
ただ、PSAと呼ばれる前立腺から分泌されるたんぱくの数値が正常より少し高くなってきていて、やや懸念される傾向が見られることから、念のため前立腺の組織を採取する詳しい検査を受けられるということです。
宮内庁は検査結果について公表するとしています。
側近によりますと、天皇陛下に自覚症状はなく、ふだんと変わらない生活を送っているということで、26日は、東京 渋谷区で開かれたボーイスカウト日本連盟の創立100年を記念する式典に皇后さまとともに出席し、おことばを述べられていました。