首相しゅしょう “「自主じしゅ的てきに献金けんきん」念書ねんしょ 賠償ばいしょう認みとめられやすくなる可能かのう性せい”

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「ミサイル技術ぎじゅつは大おおきく進化しんかしており、まさに現代げんだい的てき議論ぎろんだ。ミサイル迎撃げいげき能力のうりょくのさらなる向上こうじょうだけでなく、いわゆる『反撃はんげき能力のうりょく』を含ふくめ、あらゆる選択肢せんたくしを排除はいじょせず、現実げんじつ的てきに検討けんとうしている。検討けんとうは、憲法けんぽうや国際こくさい法ほうの範囲はんい内ないで日にち米べいの基本きほん的てきな役割やくわり分担ぶんたんを維持いじしつつ進すすめており、与党よとう間かんの協議きょうぎも踏ふまえつつ、年末ねんまつまでに結論けつろんを出だしていく方針ほうしんだ」と述のべました。

また、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、他国たこくからのサイバー攻撃こうげきが武力ぶりょく攻撃こうげきにあたるかどうか問とわれたのに対にたいし、「サイバー攻撃こうげきのみであっても深刻しんこくな被害ひがいが発生はっせいし、相手方あいてがたによる攻撃こうげきが組織そしき的てき・計画けいかく的てきに行おこなわれている場合ばあいには武力ぶりょく攻撃こうげきに当あたり得える。日にち米べい間かんでも、一定いっていの場合ばあいには日にち米べい安保あんぽ条約じょうやく第だい5条じょうの武力ぶりょく攻撃こうげきを構成こうせいし得えると確認かくにんしている。具体ぐたい的てきな在り方ありかたは、新あらたな国家こっか安全あんぜん保障ほしょう戦略せんりゃくなどを策定さくていする中なかで議論ぎろんをしっかり進すすめたい」と述のべました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「日にち中間ちゅうかんにはさまざまな可能かのう性せいとともに、数多かずおおくの課題かだいや懸案けんあんがあるが、首脳しゅのうレベルを含ふくめて緊密きんみつに意思いし疎通そつうを行おこない、主張しゅちょうすべきは主張しゅちょうし、責任せきにんある行動こうどうを強つよく求もとめつつ、諸しょ懸案けんあんを含ふくめて対話たいわをしっかり重かさねて、共通きょうつうの課題かだいについては協力きょうりょくをする、建設けんせつ的てきかつ安定あんてい的てきな関係かんけいの構築こうちくを、双方そうほうの努力どりょくで進すすめていきたい」と述のべました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「個別こべつ具体ぐたい的てきな事例じれいに即そくして判断はんだんするが、不当ふとうな勧誘かんゆう行為こういにより個人こじんが困惑こんわくした状態じょうたいで取消とりけし権けんを行使こうししない意思いし表示ひょうじを行おこなったとしても、効力こうりょくは生しょうじないと考かんがえられる。むしろ、念書ねんしょを作成さくせいさせたり、ビデオ撮影さつえいをしていること自体じたいが、違法いほう性せいを基礎きそづける要素ようその1つとなり、民法みんぽう上じょうの不法ふほう行為こういに基もとづく損害そんがい賠償ばいしょう請求せいきゅうが認みとめられやすくなる可能かのう性せいがある」と述のべました。

また、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは、寄付きふや献金けんきんをした時点じてんでは、自身じしんが困惑こんわくしているかを判断はんだんできなかった被害ひがい者しゃへの救済きゅうさい策さくとして、「不当ふとうな勧誘かんゆうを受うけて困惑こんわくして行いった寄付きふだったと気付きづいた時ときから3年間ねんかんは取り消とりけすことができる」と述のべました。

これに対にたいし、岸田きしだ総理そうり大臣だいじんは「防衛ぼうえい力りょくの抜本ばっぽん的てき強化きょうかに関にかんする検討けんとうは、憲法けんぽうおよび国際こくさい法ほうの範囲はんい内ないで進すすめられており、政府せいふとしてはこの必要ひつよう最小さいしょう限度げんどに関にかんする見解けんかいを変更へんこうする考かんがえはない。定義ていぎは変かわらないが、具体ぐたい的てきな限度げんどについては、当該とうがいの武力ぶりょく攻撃こうげきの規模きぼや、ミサイル技術ぎじゅつの進歩しんぽなどに応おうじて、絶たえず考かんがえていかなければならない」と述のべました。

予算よさん委員いいん会かいでは、29日にち午後ごごには、今年度こんねんどの第だい2次じ補正ほせい予算よさん案あんについて締しめくくりの質疑しつぎと、採決さいけつが行おこなわれます。

その後そのご、衆議院しゅうぎいん本ほん会議かいぎでも採決さいけつが行おこなわれて、賛成さんせい多数たすうで可決かけつされ衆議院しゅうぎいんを通過つうかする運はこびです。