アメリカでアジア系の高齢女性を100回以上殴り、ヘイトクライム=憎悪犯罪の罪に問われていた男が禁錮17年6カ月の判決を言い渡されました。
今年3月、ニューヨーク州にあるアパートで高齢の女性が扉を開けようとしていたところ突然、男が後ろから殴り掛かりました。
男は女性を激しくののしりながら100回以上にわたって殴り続け、女性は脳出血などの重傷を負いました。
裁判所は先月29日、アジア系女性に対するヘイトクライム=憎悪犯罪の罪で男に禁錮17年6カ月の判決を言い渡しました。
ニューヨーク市警察によりますと、今年は9月末までに469件のヘイトクライムが発生していて、2年前の同じ期間と比べると2倍以上に増えています。