ことしは「ガチ中華ちゅうか」、「乳酸菌にゅうさんきん飲料いんりょう」、植物しょくぶつ由来ゆらいの原材料げんざいりょうを使つかった「プラントベースフード」、それに「冷凍れいとうグルメ」が候補こうほとなり、選考せんこうの結果けっか、「冷凍れいとうグルメ」が選えらばれました。

「冷凍れいとうグルメ」は冷凍れいとう食品しょくひんの中なかでも特とくに、飲食いんしょく店てんが開発かいはつから販売はんばいまで手てがけた商品しょうひんです。

さらに飲食いんしょく店てんでオリジナル商品しょうひんの開発かいはつが進すすんで種類しゅるいが豊富ほうふになり、店頭てんとうや自動じどう販売はんばい機きなど購入こうにゅう方法ほうほうも多様たよう化かしたことで消費しょうひ者しゃからの支持しじを得えたこと、そして保存ほぞんのしやすさや食品しょくひんロス削減さくげんの観点かんてんからも社会しゃかいの変化へんかへの柔軟じゅうなん性せいが高たかく、より一層いっそう、不可欠ふかけつな存在そんざいになると考かんがえられることを理由りゆうにしています。

特とくに新型しんがたコロナの感染かんせん拡大かくだい前まえの2019年ねんと比くらべると、わずか2年ねんで1624円えん、率りつにして20％あまりの大幅おおはばな伸のびとなっています。

また、飲食いんしょく店てんの側がわでもコロナ禍かで新あらたな販路はんろを模索もさくする中なか、できたてのメニューをそのまま急速きゅうそく冷凍れいとうすることで、解凍かいとう後ごも風味ふうみや食しょく感かんが損そこなわれずに販売はんばいできるよう取り組とりくみを進すすめた結果けっか、次々つぎつぎと新あらたな冷凍れいとうグルメが商品しょうひん化かされていきました。

コロナ禍かで海外かいがい旅行りょこうが制限せいげんされる中なか、日本にっぽんにいる中国人ちゅうごくじん向むけに本場ほんばの中国ちゅうごく料理りょうりを提供ていきょうする飲食いんしょく店てんが、現地げんちの味あじや雰囲気ふんいきを求もとめる日本人にっぽんじんのニーズとも合致がっちし、話題わだいになりました。

これまでの整せい腸ちょう作用さようなどへのニーズに加くわえ、最近さいきんでは「睡眠すいみんの質しつの改善かいぜん」や「ストレス緩和かんわ」といったキーワードが注目ちゅうもくされ、さまざまな企業きぎょうが効果こうかをうたった商品しょうひんを提供ていきょう。

SNS上じょうでも話題わだいになりました。

食しょくの好このみが多様たよう化かする中なか、肉にくや魚さかななどの代替だいたい食材しょくざいとして商品しょうひんの種類しゅるいが広ひろがり、飲食いんしょく店てんでも提供ていきょうされるようになっています。

肉にくの生産せいさんなどと比くらべ、環境かんきょう負荷ふかの軽減けいげんにつながる食品しょくひんとしても注目ちゅうもくを集あつめています。