アメリカ政府は、ブラジルのルラ次期大統領に対してホワイトハウスに招待すると伝えました。関係修復に向けた首脳会談が来月にも実現する可能性があります。
アメリカのサリバン大統領補佐官は5日、ブラジルでルラ次期大統領と会談し、気候変動などの課題について意見を交わしました。
ホワイトハウスによりますと、サリバン氏はまた、バイデン大統領に代わってホワイトハウスへの招待状をルラ氏に手渡したということです。
ロイター通信は、ルラ氏の訪米時期について「1月の大統領就任以降となる可能性がある」と伝えています。
ブラジルの現職大統領、ボルソナロ氏はトランプ前大統領と親交が深かった一方でバイデン大統領との関係は冷え込んでいて、会談が関係修復に向けた1歩となりそうです。