米ハワイ州で、住民や観光客らがハワイアンハシナガイルカと一緒に泳いだり、間近で接することを禁止する規制が導入されました。米海洋大気局(NOAA)が明らかにしました。
生物学者らは以前から、人間との関わりによってイルカがストレスを受けていることに注目していました。今回の規制を作成するのには数年を要することになりました。
夜行性のハシナガイルカは休息したり、幼体に餌を与えたりする日中には海岸に近い海域に集まることで知られています。
9月28日に発表された新規制では、海洋哺乳類保護法の下、ハシナガイルカの嫌がる行為を禁止します。人々や船舶がイルカから50ヤード(約46メートル)以内に近づくことを禁止しました。