1
月2
日に
起きた
航空機どうしの
衝突事故の
影響で
閉鎖している
羽田空港のC
滑走路について、
国土交通省は、8
日午前0
時に
運用を
再開すると
発表しました。
1月2日、日本航空の旅客機が羽田空港に着陸した直後に、滑走路上にいた海上保安庁の航空機と衝突して炎上した事故では、海上保安官5人が死亡、1人が大けがをしたほか、旅客機の乗客15人が、けがや体調不良で医療機関を受診しました。
羽田空港の滑走路は、事故発生後、4本すべてが閉鎖され、その日のうちに3本は再開したものの、事故現場となったC滑走路は閉鎖が続いています。
C滑走路では国の運輸安全委員会の調査などのあと、機体の撤去作業が進められ、海上保安庁の航空機は5日に撤去が終わり、日本航空機は7日午後に終了しました。
国土交通省によりますと、今回の事故で、滑走路の近くにある灯火が壊れたほか、滑走路の路面が広い範囲で損傷したということです。
路面の修復はすでに終え、現在、日本航空機があった滑走路脇の草地を平らにする工事を行っていて、作業は7日夜中に終わる予定です。
このため、8日午前0時にC滑走路の運用を再開するということです。
今回の事故をめぐっては、6日までに全日空と日本航空の国内線だけでも、およそ19万人に影響が出るなど、年始の混雑する時期に多数の便が欠航する事態となっています。