ベラルーシでは8月の大統領選以降、ルカシェンコ大統領に抗議する大規模なデモが毎週日曜日に行われていて、10週連続となった18日、首都ミンスクには数万人が集結しました。目撃者によりますと、治安当局はせん光弾のようなものを使用したといい、これまでに少なくとも110人が拘束されています。
反体制派の象徴となっているチハノフスカヤ氏はルカシェンコ大統領に対し、「今月25日までに辞任を表明しなければ、全国で一斉にストライキを起こす」と、いわば“最後通告”を突き付けていて、情勢の一層の緊迫が予想されます。