パリでの追悼集会は、5年前に起きた風刺週刊紙「シャルリエブド」襲撃テロ後に開かれた集会と同じ共和国広場で行われ、数千人が集まりました。
16日のテロ事件で殺害された男性教師(47)は、「表現の自由」について教えるため、授業でイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を生徒に見せていて、これを知ったチェチェン系の18歳の男が犯行に及んだとみられています。
集会に参加した人々は、「私は教師」などと書かれたプラカードを掲げ連帯を呼びかけるとともに、イスラム過激主義者によるテロを非難しました。
フランス政府は、男性教師の死を悼み、21日に国家追悼式を予定しているということです。