ゲルシュコビッチ氏は、その後、起訴されましたが、ロシアの国営メディアによりますと「ジャーナリストの活動をしていただけだ」として、全面的に否認しているということです。
ゲルシュコビッチ氏について、モスクワに駐在するアメリカのトレーシー大使は17日、ツイッターで「不当に拘束されて以来、初めて面会が許可された。体調は良好で、しっかりした様子だった」と明らかにした上で、改めて即時釈放を求めました。
アメリカ政府は、これまでもバイデン大統領がロシア側に釈放を求めたほか、ブリンケン国務長官もロシアのラブロフ外相との電話会談で「容認できない」と伝えていますが、ロシア側は釈放に応じず、裁判が行われる見通しを示しています。
しかし、貨物列車やトラックといった輸送能力などに限界があり、ウクライナ産の農産物がそれぞれの国内で流通した結果、価格の安さから自国の農家が打撃を受ける事態となっていて、抗議活動も起きています。 このうち、ポーランドとハンガリーは今月15日、自国の農家を守るためだとして、ウクライナ産の農産物の輸入を6月30日まで禁止すると発表し、スロバキアも17日、輸入禁止を明らかにしました。 これについて、ウクライナの農業食料省は、隣国の農家の苦境に理解を示す一方、ウクライナの農家の状況はより厳しく解決策を模索したいとして、輸入禁止の見直しを求めています。 また、ウクライナからの農産物の輸出を支援してきたEU=ヨーロッパ連合は17日、ポーランドなどの措置は受け入れられないとして、対応を協議する考えを示しました。 ロシアの軍事侵攻が長期化し、ウクライナ産の農産物の海上輸送が滞る中、隣国の輸入禁止による影響が懸念されています。
スロバキアは、同じくウクライナの隣国ポーランドとともにミグ29の供与を進め先月23日、ナジ国防相は4機を引き渡したことを明らかにしていました。
ウクライナの農産物 隣国ポーランドなどが輸入禁止に
スロバキア国防相「13機のミグ29 ウクライナ空軍に引き渡し」