1位は「具に」!
具材、道具、器具、寝具といった単語でよく見掛ける「具」です。音読みは「グ」であり、読み慣れた訓読みは「そな(わる)・そな(える)」などです。「必要なものをそろえる」といった意味を持つ漢字です。実は訓読みで「そな(わる)・そな(える)」の他に「つぶさ(に)」とも読みます。「細かく・詳しく」という意味を持つ「つぶさ(に)」が読めなかった人が多く、1位となりました。
2位は「準える」!
「準える」
基準、水準、準備といった単語でよく見かける「準」です。音読みは「ジュン」です。「物事をはかるよりどころ」という意味を持つ漢字です。準備という漢字のイメージが強いことから、「準える」と書いて「そな(える)」と誤って読んでいる人も多数です。正しくは「なぞら(える)」と読みます。
3位は「論う」!
「論う」
世論、持論、正論といった単語でよく見掛ける「論」です。音読みは「ロン」です。「物事の道理をのべる」という意味を持つ漢字です。こちらもよく目につく漢字ではありますが、音読みで使用している人がほとんどです。訓読みでは「あげつら(う)」と読みます。