宇治市にある京阪電鉄の宇治駅では地元のNPOが呼びかけて、先月22日から駅を訪れた人たちなどに千羽鶴を折ってもらう活動をしてきました。
そして、4日までの2週間に、およそ2500人が作った折り鶴は5万羽余りに上り、5日はNPOの人たちが千羽鶴に仕上げる作業をしていました。
宇治市は、吹奏楽部の高校生の青春を描いたアニメ、「響け!ユーフォニアム」の舞台となり、市内の神社や駅などが作品に登場しています。
千羽鶴は今月8日に現場近くの献花台にささげられるということです。
NPO「まちづくりねっと・うじ」の日野真代理事長は「全国各地からも鶴を送ってもらえて、京アニ作品は地元だけでなく多くの人にとって、大事なものなのだと感じました。京アニさんに一人一人の思いが届いてほしい」と話していました。