南アメリカにあるアマゾンの森で、火事が続いています。アマゾンは世界でいちばん大きい熱帯の森で、地球の酸素の20%ぐらいがアマゾンから出ていると言われています。
アマゾンの60%以上があるブラジルでは、今年1月から7万9000件の火事が起こっています。今年は雨が少なくて、去年より80%以上火事が多くなっています。
ブラジルの政府は、火事を消すために軍から4万4000人を出しました。飛行機を使って空からも水をまいていますが、すぐに消すことは難しそうです。
フランスで7つの先進国の大統領や首相が集まって開いたG7の会議で、アマゾンの火事で困っている国を助けるために21億円を出すことを決めました。日本も26日、アマゾンの火事を消すために協力したいとブラジルに伝えました。