塗装会社ユーコーコミュニティーの新入社員だった女性2人が、過剰なノルマによる長時間労働やセクハラなどでうつ病を患いました。
同社は住宅の外壁などの塗装を手がけ、ウェブサイトでは同社の女性職人の活躍ぶりがマスコミで報道されたことをアピールしています。1日200軒の住宅への飛び込み営業などのノルマがあって長時間労働が続いたうえに、上司から体を触られるセクハラを受けるなどしたということです。
2人とも同年11月ごろにうつ病になり、出社できなくなって18年春に解雇されました。同年6月、それぞれ労働基準監督署に労災を申請しました。