経済協力開発機構(OECD)のデータによると、アメリカの小学校教師は、勤続15年になると給与額が平均で年6万1000ドル(約653万円)あまりまで増える見込みます。また、カナダの小学校教師は初任給が年3万9222ドルで、15年の経験を積むと6万5000ドルほどまで上がります。
フランスとイタリアの新任教師の初任給はそれぞれ、2万9500ドルと2万8500ドルでした。また、たとえ15年間働いても、給与が上がる見込みはあまりなく、フランスは3万6000ドル、イタリアは3万4400ドルです。
アジアの先進国に目を向けてみると、小学校教師の初任給はどこもほぼ変わりがありません。日本と韓国はそれぞれ3万ドルあまりです。