北朝鮮による
拉致被害者の
家族らが
開いた
集会で、
安倍総理大臣は、
先の
G7サミットで
拉致問題の
解決に
向けた
日本の
立場に
支持が
得られたと
強調したうえで、
日朝首脳会談の
実現を
前提条件を
付けずに
目指す決意を
改めて示しました。
この中で
安倍総理大臣は「2002
年9月17
日にピョンヤンで
日朝首脳会談が
行われてから、あすで17
年目と
なる。
拉致被害者の
家族はもちろん、ご
本人も
年を
重ねており、
一刻の
猶予も
許されない」と
述べました。
そのうえで「先般のビアリッツサミットで、拉致問題を解決していく日本の立場にすべての参加国から支持と理解を得た。しかし、この問題を解決するためには日本が主体的に取り組まなければならず、私自身、条件を付けずにキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と直接向き合い、あらゆるチャンスを逃すことなく果断に行動していく」と述べました。
集会に先立って安倍総理大臣は、家族会代表の飯塚繁雄さんや横田早紀江さんらと面会し、フランスで開催されたG7サミットでの拉致問題をめぐるやり取りを紹介し「トランプ大統領からは『日本と協力してこの問題を全力で解決していこう』という発言もあった」と述べました。