ブラジルのジャイール・ボルソナーロ前大統領がザトウクジラに嫌がらせした疑惑が浮上し、警察が捜査に乗り出しました。
ボルソナーロ氏は28日、連邦警察の調べに対し、サンパウロ州の沖合いで昨年6月にボートに乗っていた際にクジラに接近したことを認めたと語りました。ただ、クジラに対する嫌がらせは否定したとしています。
「なぜ私がクジラいじめに関して連邦警察の捜査を受けているのか、誰にも分からない」。ボルソナーロ氏はCNN提携局のCNNブラジルにそう語りました。
警察が捜査に乗り出したのは、SNSに投稿された動画がきっかけでした。動画の中のボートはエンジンを作動させたままの状態で、ザトウクジラの約15メートル以内にまで接近していました。
一方、ボルソナーロ氏は、クジラにはそれほど接近していないと主張。