メキシコから釣り船で南太平洋へ向かった男性とその愛犬が嵐に遭い、3カ月間も漂流を続けた末に無事救助されました。
オーストラリア人のティモシー・リンゼイ・シャドック氏(54)は5月初め、メキシコ旅行中に拾った犬のベラを連れて、同国北西部のカリフォルニア湾から約6000キロ離れた仏領ポリネシアを目指し、小型の双胴船で出航しました。
その数週間後に嵐で船が破損し、太平洋の真ん中に取り残されました。たくさんの魚を釣って刺身で食べ、雨水を飲んでベラとともに生き延びた末、たまたま通ったメキシコのマグロ漁船に助けられました。