高級食材「フォアグラ」として知られるアヒルの肝臓を形成する細胞から世界で初めて食べられる「培養フォアグラ」の開発に成功しました。
この培養フォアグラはミネラルやビタミンなど安全性が確認されている食品だけを使い、動物の体内に似た環境を作り出して細胞を増やす技術を活用しています。
培養肉の生産コストを押し上げる動物由来の血液成分を使用していないのも特徴です。
開発を進める「インテグリカルチャー」は、今年中には毎月8キロの培養フォアグラを安定的に生産することを目指しています。
フォアグラは生産方法に動物虐待の疑いを指摘されていて、代替食材の開発を求める声が上がっています。