中国発の動画投稿アプリ「TikTok」について、EU=ヨーロッパ連合の欧州委員会は、セキュリティ対策として公用携帯などで職員が利用することを禁じました。
ロイター通信などによりますと、EUの欧州委員会は23日、職員の「TikTok」利用を禁じると発表しました。公用の端末のほか、仕事で使っている場合は個人の端末からも「TikTok」のアプリを削除する必要があります。
サイバーセキュリティの脅威から守ることを理由に挙げましたが、脅威となる具体的な事例があったかどうかは明らかにしませんでした。「TikTok」は中国発の動画投稿アプリで、中国への情報漏洩(ろうえい)の懸念からアメリカの連邦政府などでも同様の動きが進んでいます。