ロシアは昨年12月に冷却剤漏れが起きた宇宙船「ソユーズMS―22」の代替として、別のソユーズ宇宙船を打ち上げました。MS―22の冷却材漏れにより、ロシアと米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士3人が国際宇宙ステーション(ISS)から地球に帰還する手段がない状態になっていました。
代替の宇宙船「ソユーズMS―23」は、カザフスタンにあるロシアのバイコヌール宇宙基地から現地時間の24日午前5時24分に打ち上げられました。
同船は無人で打ち上げられて軌道上に2日間とどまり、米東部標準時の25日午後8時すぎ、ISSのロシアが運営する「ポイスク」モジュールにドッキングする見通しです。