このあと、欧米や南米、アジアなどの記者から質問を次々と受け付けました。
この中で、中国が発表したロシアとウクライナに対話と停戦を呼びかける文書について「中国がウクライナのことを話し始めている。これはよいことだ」と指摘し、一定の評価をしました。
そして「この先、どうなるか分からないが、次のステップ次第だ。中国がロシアに兵器を供給しないと信じたい。これが非常に重要だ」と述べて、今後の中国の出方を注視する考えを示しました。
また、NHKの記者の質問にも応じ、G7=主要7か国の議長国を務める日本について「日本からの支援はこれまでも非常に重要なものだった。私は岸田総理大臣にウクライナを訪れるよう何度も打診している。いつになるかは分からないが訪問を心待ちにしている」と述べました。 記者会見では、ゼレンスキー大統領が記者から求められて記念撮影に応じる場面もあり、ときおりユーモアも交えながら合わせておよそ2時間半にわたって質問に答えていました。