WBCの開幕を前に韓国代表の投手が大谷翔平選手との対決で故意にデッドボールを狙うような発言し、物議を醸しています。
WBC韓国代表のコ・ウソク投手は1月に行われた韓国メディアのインタビューで、打者の大谷選手との対決について問われ「真ん中に投げたらホームランを打たれる気がする」と述べました。
そのうえで「いざマウンドに上がって投げるところがなければ(体の)痛くないところに当てて塁に出すしかない」と話しました。
この発言が伝えられると、韓国では「スポーツマンシップに欠く」「冗談でも言ってはいけない」など批判の声が相次いでいました。
これを受け、コ投手は先月末、「自分の立場を考えずに軽率な発言だった」と釈明し「ずっと限界に挑戦して勝ち抜く姿がすごい」「スポーツ選手として勇気をもらえる」と大谷選手へのリスペクトを示したということです。
そのうえで「どう攻略するか考えはある。本番ではしっかりやりたい」と直接対決に改めて意欲を示しています。