ベラルーシのルカシェンコ大統領は首都ミンスク近郊の飛行場でウクライナなどが計画し、テロ攻撃を行ったとして20人以上を拘束したと発表しました。
ベラルーシの反体制派組織は2月下旬、首都ミンスク近郊のマチュリシチ飛行場に駐機中だったロシア軍の早期警戒管制機「A50」が損傷したと明らかにしました。この件について、ルカシェンコ大統領は7日、SBU=ウクライナ保安局などが計画したテロ攻撃だと主張しました。
また、攻撃に関わったとされる協力者20人以上を拘束したと発表しています。ルカシェンコ大統領は、マチュリシチ飛行場での攻撃はウクライナと国境を接するロシアのブリャンスク州で2日に起きたとされる人質事件と関連していると主張しました。
一方で、ウクライナ大統領府は「地元のパルチザンによって行われたものだ」と関連を否定しています。