米ツイッター経営者のイーロン・マスク氏が、自分が解雇されたのかどうか分からないと訴えた従業員の不安を一笑に付し、この従業員の障害に関する否定的なコメントを書き込んだことをめぐり、謝罪しました。
アイスランドを拠点とするツイッターのシニアディレクター、ハラルドゥル・トルレイフソン氏は、マスク氏へのツイートで、9日前から自分のコンピューターにアクセスできなくなったと訴えました。この日ツイッターは従業員約200人を解雇したと伝えられていました。
トルレイフソン氏は「人事トップは私が従業員なのかどうかを確認できない」とツイートしました。
マスク氏とのやり取りの後、トルレイフソン氏はツイッターへの投稿で、自分が解雇されたことをツイッターの人事が確認したと説明しました。
マスク氏は7日、ルレイフソン氏の状況を誤解したとツイッターで釈明し謝罪しました。「彼の状況を誤解したことについて、ハリ(ルレイフソン氏)に謝罪したい。私に伝えられたことに基づいていたが、真実ではない、または場合によっては真実であるが意味がないことだった」と投稿しました。
ルレイフソン氏が「ツイッターでの勤務を引き続き継続することを検討している」としました。