アフガンで女性デモ　国連も「人道犯罪の恐れ」を懸念 - Easy News

　イスラム主義勢力しゅぎせいりょくタリバンが支配しはいし、女性じょせいの権利けんりが抑圧よくあつされているアフガニスタンでは、女性じょせいらが自みずから声こえを上あげて国際社会こくさいしゃかいに行動こうどうを起おこすよう訴うったえています。

　3月がつ8日ようかの国際女性こくさいじょせいデーを前まえに7日なのか、首都しゅとカブールにある国連関連施設前こくれんかんれんしせつまえでは女性じょせいグループによる抗議活動こうぎかつどうが行おこなわれました。

　参加者さんかしゃは女性じょせいや少女しょうじょに対たいする権利けんりが侵害しんがいされている状況じょうきょうを改善かいぜんするため、タリバンへの制裁せいさいや圧力あつりょくなどの具体的ぐたいてきな行動こうどうを起おこすよう国際社会こくさいしゃかいに訴うったえました。

　タリバンは2021年ねんにアフガニスタンの実権じっけんを握にぎった後あと、女子生徒じょしせいとの中等教育ちゅうとうきょういくを停止ていししたほか、頭あたまを覆おおうスカーフ「ヒジャブ」の着用ちゃくようを求もとめるなど、女性じょせいの権利けんりを制限せいげんする動うごきが相次あいつぎました。

　また、去年きょねん12月がつには女性じょせいが大学だいがくで学まなぶことを禁止きんししたほか、国内こくないで活動かつどうするNGO（非政府組織ひせいふそしき）で女性じょせいが働はたらくことを禁止きんしするなど、女性じょせいの権利侵害けんりしんがいが強つよまっているとして国際社会こくさいしゃかいから非難ひなんの声こえが上あがっています。