台湾軍の兵士が行方不明となり、その後、中国大陸で発見されたことが分かりました。兵士は中国大陸に近い金門県二胆島に駐屯していました。
台湾で中国との往来や情報分析などの業務を担当する大陸委員会の発表によりますと、台湾陸軍に所属する兵士が9日朝から行方不明になっていたということです。
失踪したのは台湾が実効支配する金門島近くの離島の二胆島に駐屯する26歳の上等兵で、9日朝の点呼の際に姿が見えなくなった後、中国大陸で発見されたということです。
台湾メディアによりますと、台湾国防部は兵士の失踪が確認された直後に装備品の点検などを行い、翌日夜には兵士の居場所を把握していたということです。