2011年の原子力 発電所の事故のあと、福島県浪江町の津島地区に住んでいた人たちは避難して、帰ることができなくなりました。放射線の量を少なくする作業が進んで、去年、津島地区の一部に住むことができるようになりました。
しかし、津島地区に帰った人は多くありません。住んでいる人たちは、まちがにぎやかになるように、お祭りを開きました。ほかの所に避難している人なども来て、100人ぐらいが集まりました。
お祭りでは、14年の間できなかった盆踊りを行いました。太鼓や笛の音楽と一緒にみんなで踊って、楽しんでいました。
踊った男性は「久しぶりに盆踊りができてうれしかったし、楽しかったです。体が踊り方を覚えていました」と話していました。