山梨県は7月1日から、富士山に登る人の中で協力してくれる人から1人1000円集めています。このお金は、富士山の環境や山に登る人の安全を守るために使います。
山梨県によると、山梨県側から登る人から、9月1日の午前8時までに約9700万円が集まりました。6合目を通った人の56%の約9万9000人が協力しました。
お金は9月14日まで集めますが、山梨県は、登る人の80%が協力して2億円が集まると考えていました。それよりずいぶん少なくなりました。
山梨県の横内知事は「7月と8月に登った人は17万人で、考えていた20万人より少なくなりました。団体のツアー客や外国人にも協力してもらうために、これからもしっかりPRを続けていきたいです」と話しています。