「ニュースはＳＮＳインフルエンサーから」　米国べいこくの若者わかものの４０％、右派うはが多数たすう

米国べいこくでＳＮＳインフルエンサーをニュース情報源じょうほうげんとする若者わかものが増ふえている。インフルエンサーは大半たいはんが男性だんせいで、右寄みぎよりの傾向けいこうがあることが、調査機関ちょうさきかんピュー・リサーチ・センターの最新調査さいしんちょうさで分わかった。

調査結果ちょうさけっかによると、時事問題じじもんだいを投稿とうこうするネット上じょうの「ニュースインフルエンサー」のニュースを「定期的ていきてきに」見みているという成人せいじんはおよそ５人にんに１人ひとりだった。しかし１８～２９歳さいの若者わかものに限かぎると、その割合わりあいは約やく４０％に跳はね上あがる。インフルエンサーのニュースを見みている人ひとの６５％は、時事問題じじもんだいや市民問題しみんもんだいに関かんする理解りかいを深ふかめる役やくに立たっていると回答かいとうした。

ピューの調査ちょうさでは、フォロワー１０万人以上まんにんいじょうの人気にんきニュースインフルエンサー５００人にんについて分析ぶんせきするとともに、米国人べいこくじん１万まん６５８人にんのニュース消費しょうひについて、米大統領選挙べいだいとうりょうせんきょを控ひかえた７月がつ～８月がつの３週間しゅうかんにわたって調しらべた。今回こんかいの選挙せんきょでは、カマラ・ハリス副大統領ふくだいとうりょうとドナルド・トランプ前大統領ぜんだいとうりょうが有権者ゆうけんしゃの支持しじを獲得かくとくする上うえで、ジョー・ローガン氏し、アレックス・クーパー氏しといったＳＮＳインフルエンサーが重要じゅうような役割やくわりを果はたした。特とくにトランプ氏しは、いわゆる「マノスフィア」のインフルエンサーを動員どういんして、男性有権者だんせいゆうけんしゃに直接ちょくせつアピールした。

ニュースインフルエンサーは６３％を男性だんせいが占しめ、女性じょせいは３０％のみ。この偏かたよりは、ユーチューブ、フェイスブック、Ｘ、インスタグラムなど主要しゅようＳＮＳに共通きょうつうしていた。