製品の安全などを調べているNITEが、スマートフォンなどを充電するケーブルの事故について発表しました。ケーブルがとても熱くなったり火が出たりした事故は、去年3月までの5年に86件あって、20人ぐらいがやけどをしています。
いちばん多かったのは、スマートフォンに入れる部分の「コネクター」に細かいごみや水分などが入ったまま使ったときの事故でした。次に多かったのは、曲がったりして形が変わったコネクターを使ったときの事故でした。電気が通っているコネクターに長い時間体が触れていて、ひどいやけどをした人もいました。
NITEは「安全のため、ごみが入ったり曲がったりしたコネクターは使わないでください。そして、電気が通っているコネクターに長い時間体が触れないようにしてください」と言っています。