ニュージーランドのクライストチャーチで15日、イスラム教の人が祈る場所のモスクで、男が銃を撃ちました。この事件で50人が亡くなりました。この事件のあと、アーダーン首相は、大勢の人を殺す力がある銃を売ったり持ったりすることを禁止したいと話しました。
事件から1週間が過ぎた22日、モスクの近くの公園で、亡くなった人のために祈る会がありました。アーダーン首相が「私たちは一つです」と話したあと、集まったみんなで目を閉じて静かに祈りました。
事件があったモスクの人は「ニュージーランドは、こんな事件では壊れないことがわかりました」と話しました。そして、事件で被害を受けた人や家族を、たくさんの人が助けてくれたことに感謝していると話しました。