日本新聞: ふるさと納税制度「新基準活用で制度の発展目指す」総務相

ふるさと納税のうぜい制度せいど「新しん基準きじゅん活用かつようで制度せいどの発展はってん目指めざす」総務そうむ相しょう

Mar 29, 2019 15:03

Furigana

ふるさと納税のうぜい制度せいどを見直みなおす法律ほうりつの成立せいりつを受うけ、石田いしだ総務そうむ大臣だいじんは、地場じば産品さんぴんが少すくない自治体じちたいに配慮はいりょした新あらたな基準きじゅんを活用かつようするなどして、制度せいどの発展はってんを目指めざす考かんがえを強調きょうちょうしました。ふるさと納税のうぜいをめぐっては、返礼へんれい品ひんを寄付きふ額がくの３さん割わり以下いかの地場じば産品さんぴんとし、基準きじゅんを守まもらない自治体じちたいは６月ろくがつ以降いこう、制度せいどの対象たいしょうから外はずすことなどを盛り込もりこんだ法律ほうりつが成立せいりつしました。

これについて、石田いしだ総務そうむ大臣だいじんは閣議かくぎのあとの記者きしゃ会見かいけんで、「対象たいしょうとなる自治体じちたいの指定していは、自治体じちたいの取り組とりくみ実績じっせきなど、できるかぎり客観きゃっかん的てきな情報じょうほうを基もとに判断はんだんする必要ひつようがある」と述のべ、引き続ひきつづき制度せいどの対象たいしょうとするかどうかは、総務そうむ省しょうの通知つうちに反はんした返礼へんれい品ひんを贈おくるキャンペーンを行おこなったことがないかなど、これまでの取り組とりくみも考慮こうりょする考かんがえを示しめしました。

そのうえで、石田いしだ大臣だいじんは「今回こんかいの見直みなおしで法律ほうりつ上じょう一定いっていのルールを設もうけることで、制度せいどの趣旨しゅしにあった運用うんようを実現じつげんし、制度せいどを健全けんぜんに発展はってんさせたい」と述のべ、地場じば産品さんぴんが少すくない自治体じちたいに配慮はいりょし、都道とどう府県ふけん単位たんいで共通きょうつうの返礼へんれい品ひんを設定せっていできる新あらたな基準きじゅんを活用かつようするなどして、制度せいどの発展はってんを目指めざす考かんがえを強調きょうちょうしました。