リオデジャネイロオリンピックの
競泳男子200
メートル個人メドレーで
4位に
入った
藤森太将選手が、
去年12
月の
大会で
行われたドーピング
検査で
禁止薬物に
陽性反応を
示し、
国際水泳連盟から
暫定的な
資格停止処分となったことがわかりました。
藤森選手は
神奈川県出身の27
歳。2016
年のリオデジャネイロオリンピックの
男子200
メートル個人メドレーで
4位に
入賞し、
また去年12
月に
中国で
行われた
短水路の
世界選手権では、
男子200メートル
個人メドレーで
銅メダルを
獲得しました。
日本水泳連盟によりますと、藤森選手は、去年12月の短水路の世界選手権の際に行われたドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、その後の再検査で陽性だったため、国際水泳連盟から27日付けで通知を受け、暫定的な資格停止処分となったということです。
藤森選手は水泳連盟を通して「検出された禁止物質は私が意図的に摂取したものではありません。今回の検査結果については率直に言って大変驚きショックを受けています」というコメントを出しました。
今回のドーピング違反を受けて、7月の世界選手権の代表選考を兼ねて来月2日に開幕する日本選手権は出場できなくなりました。
競泳の選手では、同じくリオデジャネイロ大会の日本代表だった古賀淳也選手がドーピング違反で国際水泳連盟から4年間の資格停止処分を受け、その処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所に提訴しています。