宮城県女川町に住んでいる人が、心と体の性が違うトランスジェンダーの人たちが安心して選挙の投票ができるようにしてほしいと町にお願いしました。
女川町に住んでいる29歳の堀みのりさんは、戸籍では女性になっていますが、自分は男性だと思って生活しています。
堀さんは投票に行ったときに「女性に見えない」と言われて、嫌な気持ちになったことがあります。このため、投票するときに必要な入場券に男性か女性かを印刷したり、会場で男性か女性かを聞いたりすることをやめてほしいと言いました。
堀さんは「自分と同じような人たちが不安な気持ちにならないで投票できるようにしてほしいです」と話していました。
女川町で選挙の準備をしている人は「いろいろな人の意見を聞いて、どうしたらいいか考えます」と話していました。