石川県珠洲市で、1月の地震で家が壊れたため仮設住宅で生活している人たちが、風鈴を作るイベントがありました。風鈴は、風が吹くときれいな音が鳴ります。窓などに飾って音を楽しみます。
公民館が開いたイベントには、20人ぐらいが参加しました。集まった人たちは、陶器の白い風鈴にいろいろな色の鉛筆やペンで、ふるさとの景色などの絵をかきました。
75歳の女性は、地震で壊れる前の、観光で有名な島をかきました。「昔を思い出したくてかきました」と話しました。
85歳の女性は、昔から続くお祭りをかいて、家の玄関に飾りました。女性は「人と話をしながら絵をかいて楽しかったです」と話しました。
公民館の人は「仮設住宅では、人と話す機会があまりないと思います。少しでも楽しい気持ちになってもらえたらうれしいです」と話しました。