ユネスコは27日、新潟県の「佐渡島の金山」を世界文化遺産にすることを決めました。
「佐渡島の金山」の1つの相川金銀山では、28日の朝から多くの人が観光に来ていました。この場所では、江戸時代に金などを掘る人たちが使っていた地下の道を見ることができます。
茨城県から来た人は「いいときに来ることができて、よかったです。歴史を勉強できました」と話していました。
「佐渡島の金山」については、韓国の政府が「朝鮮半島の人たちが無理に働かされた場所だ」と言って、世界遺産にすることに反対していました。このためユネスコは、歴史の説明や展示などをするように日本の政府に言いました。日本の政府は佐渡市の相川郷土博物館で、朝鮮半島の人たちが働かされた歴史などを伝える展示をしています。