岩手県盛岡市で「盛岡さんさ踊り」というお祭りが1日に始まりました。大勢の人がきれいな浴衣を着て、太鼓や笛の音と一緒に踊りながらまちの中を歩きます。今年は、会社や学校など203のグループから2万5000人が踊ります。
1日の午後6時、まちの通りで踊りが始まりました。選ばれた5人の女性がいちばん前で美しく踊りました。そのあとにいろいろなグループの人たちが、幸せを呼ぶという意味のことばを大きな声で言いながら踊って歩きました。
9歳の男の子は「みんな一生懸命踊っていて上手でした。暑かったけど見に来てよかったです」と話しました。72歳の男性は「娘が踊っているので楽しみです」と話していました。
「盛岡さんさ踊り」は4日までで、最後の日には見に来た人も一緒に踊る「大輪踊り」があります。