パリオリンピックのレスリングで、男子グレコローマンスタイル77キロ級の日下尚選手が金メダルを取りました。日下選手は最初、カザフスタンの選手にポイントを取られましたが、相手の体を投げたりして勝ちました。
グレコローマンスタイルでは、相手の足を攻撃してはいけません。立ったまま相手の体を持って投げたりします。日下選手は子どものときから相撲の練習もして、足や腰を強くしました。
日下選手は「オリンピックのためにレスリングを続けてきました。夢を見ているようです」と話しました。
グレコローマンスタイルでは、60キロ級の文田健一郎選手も金メダルを取りました。オリンピックで日本の選手2人がこの種目の金メダルを取ったことは、1964年のあと、ありませんでした。