フランスの女子陸上選手じょしりくじょうせんしゅがプロポーズ、今大会こんたいかい３組目くみめ　パリ五輪ごりん

パリ五輪ごりんで６日むいかに行おこなわれた女子じょし３０００メートル障害決勝しょうがいけっしょうで、４位入賞いにゅうしょうと欧州記録更新おうしゅうきろくこうしんを果はたしたフランスのアリス・フィノ選手せんしゅが交際相手こうさいあいてにプロポーズする場面ばめんがあった。

フィノ選手せんしゅはレース後ご、スタンドにいるボーイフレンドの元もとに向むかって行いきプロポーズ。会場かいじょうのスタッド・ド・フランスは心温こころあたたまる雰囲気ふんいきに包つつまれた。

フィノ選手せんしゅはメダルを獲得かくとくした３選手せんしゅに続つづいて８分ぷん５８秒びょう６７でフィニッシュし、欧州記録おうしゅうきろくを更新こうしんした。女子じょし４選手せんしゅが９分ふんを切きるタイムでレースを終おえるのは五輪史上初ごりんしじょうはつだった。

フィノ選手せんしゅはレース後ご、「自己じこベストを７秒更新びょうこうしんした。これは欧州記録おうしゅうきろくに当あたる」「自分じぶんを表現ひょうげんできた。自分じぶんを表現ひょうげんできるかどうかはいつも分わからない。レース前まえは不安ふあんでいっぱいだった」などと語かたった。

歴史れきしを作つくった競技きょうぎの最中さいちゅうには、地元じもとフランスの観客かんきゃくから大声援だいせいえんを受うけた。

「素晴すばらしい雰囲気ふんいきだった。周囲しゅういが震ふるえていた。レースは私わたしを武者震むしゃしんいさせてくれ、気持きもちが高たかまる」「この瞬間しゅんかんを皆みなさんと共有きょうゆうできた感かんじがした。唯一無二ゆいいつむにの瞬間しゅんかんだった。二度にどとこんな体験たいけんできないと思おもう。永遠えいえんに記憶きおくに残のこる」（フィノ選手せんしゅ）

今回こんかいの五輪ごりんでのプロポーズは少すくなくとも３回目かいめ。中国ちゅうごくバドミントンの黄雅瓊選手きみやび瓊せんしゅは交際相手こうさいあいてのバドミントン選手せんしゅ、劉雨辰選手りゅううしんせんしゅからプロポーズされた。パリ五輪ごりんの公式こうしきサイトによると、アルゼンチン選手せんしゅ２人ふたりも五輪村ごりんむらで婚約こんやくしたという。