フェイスブックを運営するアメリカのメタ・プラットフォームズの第2四半期決算は、広告収入の増加を背景に7四半期ぶりの増益となりました。インターネット広告に底入れの兆しが出ています。
メタが26日に発表した今年4月から6月の第2四半期の売上高は前年の同期に比べ、11%増の約320億ドル(約4兆5000億円)と2四半期連続で増収となりました。
最終利益は16%増え、約77億9000万ドル(約1兆1000億円)となりました。
広告収入の回復などを反映して7四半期ぶりの増益です。
マクロ経済が改善する兆しを受けて今後も広告収入が増えると見込んでいます。
一方、グーグルの持ち株会社「アルファベット」が25日に発表した第2四半期決算は最終利益が15%増の183億6800万ドル(約2兆5900億円)となり、6四半期ぶりの増益となりました。
こちらもネット広告事業の売上高が3四半期ぶりにプラスに転じました。
景気への懸念から企業が慎重だったインターネット広告に底入れの兆しが出てきているということです。