北アフリカのモロッコで8日夜、中部のマラケシュから約70kmの所でマグニチュード6.8の強い地震がありました。この地震で、日本の時間の12日昼までに2800人以上が亡くなって、2500人以上がけがをしました。
地震のあと、倒れた建物の下にいる人を助ける 活動が続いています。地震が起こってから72時間が過ぎると、生きている可能性が低くなると言われています。モロッコではこの時間がもう過ぎていて、外国から来たチームも一緒に、急いで活動を行っています。
たくさんの建物が倒れたアミズミズという町では、避難した人のためのテントが足りません。このため、毛布などでテントのようなものを作って、みんなで助けながら生活しています。被害があった所に、必要なものをどうやって早く届けるかが問題になっています。