海上保安庁は防衛省からの情報として、新たに「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」と午前11時55分に発表しました。航行中の船舶に対し、今後の情報に注意するよう呼びかけています。
政府関係者によりますと、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、いずれも日本のEEZ=排他的経済水域の外側に落下したとみられるということです。
1発目はすでにEEZ外に落下か
海上保安庁は防衛省からの情報として、「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」と午前11時46分に発表しました。
また、海上保安庁は防衛省からの情報として、「弾道ミサイルの可能性があるものは、すでに落下したとみられる」と午前11時52分に発表しました。航行中の船舶に対し、今後の情報に注意するよう呼びかけています。
防衛省関係者によりますと、北朝鮮から発射された弾道ミサイルの可能性があるものは、1発は日本のEEZ=排他的経済水域の外側の落下したとみられるということです。
ことし17回目
北朝鮮が弾道ミサイルの可能性があるものや、弾道ミサイル技術を用いたものを発射したのは8月30日以来で、ことし17回目となります。
政府 緊急参集チームを招集
政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している官邸対策室に関係省庁の担当者をメンバーとする緊急参集チームを招集し、情報の収集と被害の確認などにあたっています。
韓国軍の合同参謀本部も発射を発表
韓国軍の合同参謀本部は、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したと午前11時46分ごろに発表しました。